
昨夜、秋風は、漢関に入り、朔雲辺月、西山に満つ。
更に飛將を催して、驕虜を追わせしめ、沙場の匹馬をして還ら遣(「使」し)むこと莫(な)かれ。
今日は、『唐詩選』七言絶句の内、第81首から第90首までの十首を半紙各1首に仕上げた。
これは、その内の第90首目の詩である。
『唐詩選』は、単に「唐詩」を集めたものではなく、『李攀龍』という人が著した書名である。
『李攀龍』(りはんりょう)1514〜1570
「字」(あざな)は『于鱗』。「号」は、『滄溟』。山東省済南の人。明代中期以降の文壇を風靡したが、明末以降には、悪罵のうちに葬り去られた文学者であると、岩波唐詩選にある。




